HashPortカードとは?日本初の「クリプトクレジットカード」
HashPortカードは、Web3ウォレットアプリ「HashPort Wallet」を運営する株式会社HashPortと、クレジットカード会社ナッジ株式会社が共同発行するVISAクレジットカードです。2025年11月21日に提供を開始し、「日本初のクリプトクレジットカード」として話題を呼びました。
最大の特徴は、通常の日本円決済はそのままに、還元と返済にJPYC(日本円ステーブルコイン)を使えるという独自のモデルです。コンビニやスーパー、オンラインショッピングなど日常の支払いをクレカで行いながら、Web3の恩恵を受けられる設計になっています。
HashPortカードのスペック一覧
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| 発行費 | 2,500円(税込) |
| キャッシュバック還元率 | 0.3%(JPYC) |
| 国際ブランド | VISA |
| カード形式 | ナンバーレス |
| タッチ決済 | 対応(Visaのタッチ決済) |
| セキュリティ | EMV 3-Dセキュア |
| 対応ブロックチェーン | Avalanche・Polygon |
| 連携ウォレット | HashPort Wallet |
| 返済方法 | 法定通貨 / JPYCでの都度返済、または口座自動引落(月1回まとめ払い) |
※ 2026年中に、HashPort Wallet残高からJPYCをガスレスで自動引き落とし可能になる予定。
HashPortカードの申し込み方法・発行の流れ
HashPortカードを利用するには、以下の流れが必要です。
ステップ1:HashPort Walletアプリをダウンロード
まずHashPort WalletアプリをiOS/Androidにインストールし、アカウントを作成します。HashPort WalletはEthereum・Polygon・Base・Aptosなど複数チェーンに対応したWeb3ウォレットです。
ステップ2:HashPortカードを申し込む
アプリ内からHashPortカードの申し込みを行います。審査があるため、必要書類(本人確認書類など)を準備してください。発行費として2,500円が必要です。
ステップ3:JPYCの準備(任意)
JPYCでの返済・還元を活用したい場合は、「JPYC EX」でJPYCを購入しHashPort Walletに入金します。JPYCの購入にはマイナンバーカードを使った本人確認が必要です。
JPYCキャッシュバックの使い道
HashPortカードで貯まる0.3%のJPYCキャッシュバックは、HashPort Wallet内に蓄積されます。主な使い道は以下の3つです。
- カードの返済に充てる:翌月の請求をJPYCで支払うことが可能
- DeFi・Web3サービスで運用:HashPort Wallet経由でDeFiアプリと接続し、JPYCを運用に回すことができます(2026年2月からJPYCの年利6%レンディングにも正式対応)
- そのまま保有:1JPYC=1円と連動しているため、値下がりリスクなく保有できます
HashPortカードの3つのメリット
① 日本円決済でありながらWeb3に参加できる
コンビニでの買い物でも、Web3のステーブルコインがたまります。暗号資産の取引所アカウントや複雑な操作は不要で、普通のクレジットカード感覚で使えます。
② ナンバーレス設計でセキュリティが高い
カード番号が券面に印字されていないナンバーレス仕様で、盗難や情報漏洩リスクを低減。EMV 3-DセキュアによるEC決済保護も対応しています。
③ ガスレス自動引き落とし(2026年対応予定)
2026年中にHashPort WalletからJPYCをガスレスで自動引き落とす機能が実装予定。Web3ユーザーにとってガス代の煩わしさがなくなる重要アップデートです。
HashPortカードの2つのデメリット・注意点
① 還元率0.3%は一般クレカより低め
楽天カードやPayPayカードなど主要クレジットカードの基本還元率が1%前後であることと比べると、0.3%は見劣りします。JPYCの使い道に魅力を感じない方にとってはメリットが薄い可能性があります。
② 発行費2,500円がかかる
多くのクレジットカードが発行費無料の中、HashPortカードには2,500円の発行費が必要です。カードを受け取る前にコストが発生する点は注意が必要です。